蔵の歩み of Nagai Sake Inc. Official Website

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歩み〜

新しい日本酒造り

日本は、世界的高度成長を成し遂げ世界第2位の経済大国になり、やがてバブル経済を迎え、そして崩壊…。時代は変わります。
それまでの酒造りのままでは、先細ってしまい、社会的存在価値が問われるようになる…。 つまり「質」の追求が求められる時代になるだろうとの危機感を抱き「お客様が喜び、感動してもらう酒造りに徹しなければならない」という強い想いを持ち始めました。そして四代目彰一は、平成元年を機に大きく舵取りの進路を変えることになりました。

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平成4年、永井酒造が造りだすのは品質ありきの商品のみとして、地元尾瀬を代表する花である“水芭蕉”を主軸ブランドとして発売することに致しました。この年が、吟醸造りを目指した吟醸蔵として、「量」から「質」への転換期であり、弊社にとって第2の創業期でもあったと確信しております。
彰一が、全国の酒蔵を巡り、酒販店と対話し、お客様の声などを聞き歩き進むべき方向性を探る日々が続く中、平成6年12月新酒蔵「水芭蕉蔵」が完成いたしました。この蔵では、吟醸造りに適し、発酵に最良な環境条件を生み出す新しい空間をつくり出し、受け継ぐべき伝統・技術を守りながらも労働環境の改善に繋がる機器を導入しました。日本酒造りの技術伝承で欠かすことのできないこと、つまり人でしかできない、五感を使い酒造りを行う技と、機械の道具でもできる作業を徹底的に棲み分け致しました。21世紀の蔵元のあるべき姿を考えた“蔵造り”“酒造り”“人づくり”のために邁進し、経営者として、商人として、そして酒の造り手としての最大の決断を行いました。

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平成6年以前の売上規模は年商2億5000万円。12億円という巨額の投資にも関わらず、3代目が築いた長年の地域貢献での信用があり、将来のビジョン・経営理念を認めていただき、そして多くの方々のご理解とご支援を頂き、金融機関からも融資を得られることになりました。「良いものを造ると、良い情報と良い影響をもたらす人が現れる。」 永井酒造が初代から受け継いでいる人との出会い、繋がりを大切にすることが根底にあり、その教えを今でも心中においております。 様々な人々に支えられ、その期待に応えるかのように着実に成果を生み、現在は年商5億8000万円を売り上げるようになりました。残念なことに平成8年に三代目鶴二社長、平成11年に三代目夫人先代社長すみ子が逝去しました。2人の夢であった新酒蔵を竣工して間もなかったが、四代目永井彰一が代表となり経営全般を、弟の則吉が工場長となり醸造場の管理全般を行っております。亡き両親の思いを受け継ぎ、社員が一丸となって酒造りに邁進しております。

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